2014年12月30日火曜日

チリでの住居

チリ人に送った年賀状が届くか心配しています。マヨネーズです。
年賀状、海外に+18円で送れることをみなさんご存知でしょうか?しかも18円切手は正月・海外仕様になっていて、ことしは寿司・天ぷら柄という、すてきなデザインです。
さて、今日はチリでの住居について話をしようと思います。

サンティアゴ


チリのサンティアゴ、実はこういった感じ↓


Santiago de Chile

(モネダ宮殿下のcentro cultural で買ったポストカード、大のお気に入りです)

このなかのLas Condes地区に私たちは住んでいました。
CLC= Clinica Las Condesも同じ地区にあり、大学は中心街Santiagoの方にあります。
私たちの行動範囲はこのカードを4分割した右上ほどが主でした。
私は友達の家があったSan miguel、conchaliやCatolica大のあるSan Joaquin、そしてSantiagoのあたりによく出かけていました。
ひとくちにSantiagoといえど雰囲気はまちまちで、Las CondesやVitacuraは東京といわれてもうなずけるほど、逆にConchaliなどは一人で歩くことは避けていました。
これは「チリ・Santiagoが危険」というよりも、言葉も拙く、顏も目立ち、なにより服装や行為がどうしても違ってしまいがちな私たちが、それとは知らずに現地の方々から浮くことをして問題・標的となることを避けるため、という気持ちでした。
東洋人であることで目立ってしまうリスクをきちんとわきまえる必要はあると思います。
しかし、Santiagoでは軽犯罪(スリ)は多いですが、身に迫る危険は、現地の常識に従っていればまずないというのが私個人の感覚でした。


中心街 Santiago

Conchali


Las Condes


さて、Las Condes地域について。
友達とよく言っていたのは、「チリに来たのにチリに住んでいないみたい」笑
雰囲気はこんな感じ↓

Las Condesには高いビルも

私たちはEscuela militar駅とManquehue駅の真ん中、大通り沿い(バス停の真ん前)に暮らしていました。近隣にはコンビニ(big john)、薬局(cruz verde)、そして15分ほどでスーパー(Escuela militar方面にUnimarc、Manquehue方面にLider)につきます。


近隣の地図

住居


わたしはonちゃんと2人暮らしをしていました。
じゃんけんにかったことで半年ずっと、広くてテレビとバスタブ(どちらもほぼ使わず)のある部屋をとらせてもらいました(感謝)
リビングとキッチンは共用、家具付き(洗濯機はランドリーで)、光熱費別で月350000CLPの部屋でした。日本円でいえば7万円ほど。
私たちの家の写真を以下に並べていきます。

外観


片方の浴室にはちゃんとタブがありました。

大きなベッド


部屋にはテレビ


キッチンは少し狭い


リビングのソファ

玄関では日本らしく靴を脱ぐルール

家具付きだったので、ほとんどの家具は買わずにいられました。冷蔵庫、レンジ、ちゃんとありました。購入したのは多少の食器類くらいでしょうか。
マイナスの感想としては、勉強机が基本的にないこと、築年数が他の二軒より古めでだいぶ寒かったことと、大通り沿いは週末になるとすこしうるさかったことがあります。
しかし基本的に不便はなく過ごせました。
チリの基準からすれば破格な物件だったと思うので、当然ともいえるかもしれません。

さて、準備編とタグを付けたものの、私たちの場合、先生が安全性や位置を基準に、物件を絞って候補を出してくださったので、割と簡単に選ぶことができました。
用いたのはContactchileというサイトです。このサイトは基本的に英語で表示がなされていて、やりとりも英語で可能でした。担当者の方が入居、退去手続きに遅れてきたりという難点もありましたが笑、安心して物件を探すことができるサイトだと思います。

さて、年内の投稿は(他の人が書かない限り)最後になるかと思います。
2014年、私たちは半年をチリで過ごし、様々な衝撃と出会いと学びを得る、素晴らしい機会に恵まれました。支えてくださった方々に感謝の念が尽きません。
2015年が皆様にとって素敵な一年となりますように。

Nos vemos!

2014年12月27日土曜日

アルゼンチン旅行 イグアス編

日本の大みそかの過ごし方は独特だなあと思います、マヨネーズです。
チリでは花火などで派手に祝うそう。静かに年の瀬を迎える国、少数派な印象ですがどうなのでしょうか。
さて、アルゼンチン旅行の2都市目、イグアスについて書きます!

メンドーサからブエノスアイレスからイグアスへ


メンドーサからブエノスアイレスへ夜行で行き、ブエノスアイレスではバスターミナルからホルヘ・ニューベリー空港までArBusを使用しました。
バスターミナル付近は治安が悪いそうで、徒歩は厳禁。
ブエノスは道路がすごい混んでいて、タクシーの値段がどんどん上がってしまう(上がるだけではなく、やはりアジア人はぼったくられる)反面、レミース(事前に値段を決めるタクシー)はやはり割高・・・
そんな中、ArBusは新しく、Wi-fiも飛んでいる非常に快適なバスでした!
ただ、市バスに使う交通カードを購入しないと使えないので注意です。

あと、行き先を言うときにホルヘ・ニューベリー(国内線の就航する空港)はAeropuerto(空港)とは呼ばずAeroparqueと国際線の空港と呼び分けているようです。
全く逆方向に連れて行かれてしまうと困るので、ヒヤッとしました。

さて、使った航空会社はAerolineaですが…
行きは1時間ほどの遅延。帰りは5時間の遅延(しかも20分前まで「予定通り運航」との表示!)
気を長くして待つ必要のある航空会社のようです。笑

アルゼンチン航空は遅延、欠航が多い

5時間の遅延の際は昼食を提供していただいたので良しとしましたが、、、、
続く日程に余裕があったことに心から安堵しました。

機内食

機内食がすごく素敵でした!5種類ほどの箱で、それぞれがアルゼンチンの有名な観光地のデザインになっていました。

プエルトイグアス


そうして到着した、イグアスの観光のアルゼンチン側の拠点となる街、プエルトイグアス。
完全に観光地化されており、夜で歩いても安全(といわれました)、自然に囲まれてものすっごくあつい町でした。
道路の赤土も印象深いです。

プエルトイグアス

ご飯に関しては観光客用の値段ですが、おいしいものが食べられます。スーパーも一応ありました。
あと宅配ピザもありました。大きくて楽で良かったです。
イグアスの滝の中ではすべてがものすごい値段なので、是が非とも昼食を町で仕入れてから滝に繰り出すことをすすめます。

名物のさかな


メインのイグアスの滝までは、町からバスで30分ほど。バスは朝から混んでいます。

イグアスの滝

2015年6月の大雨のため桟橋等が壊れてしまったため私たちはイグアスの滝の一部しか見ることができませんでした。例えば、悪魔の喉笛への桟橋・サンマルティン島に入ることができませんでした。なお、12月末に修理の工事が終わったそうで今は問題なくみられるようです!
しかも天候に恵まれず大雨にふられびっしょびしょになりつつの観光でしたがそれでも!イグアスの滝は本当にいってよかったと思っています。

閉鎖中


滝自体は、ナイアガラの滝などとは異なり、まわりはジャングル。その中に、大小さまざまな滝が連なっています。
ジャングルの中とだけあって、色とりどりの蝶やアナグマ(!)などの生き物が見られます。
アナグマは引っかいたりするので餌を絶対にやらないでね、とのこと。

ジャングルの中へ

アナグマ

観光は主に3コース。Upper Trailから滝の上からの眺め、Lower Trailから滝を見上げます。そして圧巻なのは滝に突っ込むボートツアー!これは国立公園内で予約可能です。
そしてさらに通常時はサンマルティン島と、悪魔の喉笛への桟橋が加わります。
私たちはこのふたつができなくても半日以上国立公園にいたので、トータルでアルゼンチン側は一日あっても見切れるか怪しいくらいの広さだと思われます。

upper trailからの絶景

まずたどり着くのはupper trail。流れ落ちる滝を前に、その迫力にため息。
ジャングルの中を進んでいくのも雰囲気があり楽しいです。

lower trailではしぶきを浴びる

lower trailは高低差があり歩くのにある程度時間と体力が必要なコース。その分、下から見上げた滝はまた違った迫力があります。
ボートツアーの終着点がlower trailの途中、迫力のあっていい部分なので私たちは(雨に打たれて体力を奪われていたこともあって)そこから半分だけを歩きました。

そして大目玉はやはりボートツアー。
これは本当にエキサイティングで唯一無二の体験でした。

ボートからの眺め

これは晴れていたら虹もかかってさぞかしきれいな光景になったんだろうと思います。
あと雨の後のせいか、水がだいぶ茶色かったのも印象的です。イグアスでは水が茶色いのが問題になって上流で対策が打たれたとも聞いたので、普通の色だったのかもしれないですが…
とにかく、曇っていても十二分に楽しみましたが、イグアスは天気がかなり風景を変える重要な要素だと痛感しました。それを踏まえれば数日あってもいいのかな…?


さて、このツアーはイグアスの滝を間近で下から見る…だけではなくて
滝に突っ込むツアー。
川を登って行って目の前に↑の絶景が広がり・・・
2度ほど滝に突っ込みました。

びしょ濡れです。救命胴着をつけ、下に雨合羽を付けていても、すべてびしょ濡れです。
なお、カメラなどを守る袋はかしていただけます。
突っ込むぞ!という合図なく突っ込むのでカメラを隠すタイミングが謎でした。幸い壊れませんでしたが、良いカメラをお使いの方はご注意ください。
この水しぶきに打たれ大自然を痛感する経験は本当にラテンアメリカの記憶の中でもひときわ異彩を放つ、素敵な思い出になりました。

長くなりましたが、イグアスの滝は本当に素敵な場所でした!!!
それでは、Nos vemos!

2014年12月25日木曜日

はじめてのスペイン語

メリークリスマス!チリでは夏なのにクリスマスの装飾で雪が飾り付けられていたのを思い出します。マヨネーズです。
今日は(いまさらながら)スペイン語について紹介します。

チリを含め、中南米ではスペイン語が公用語です。(ただしブラジルはポルトガル語です。)

スペイン語は英語圏の方にとっては第一外国語です。
確かに似ている言葉はたくさんあります。とりあえず英語の言葉をローマ字よみしてみたら通じたことも。
でもこの「ローマ字読み」、実は英語圏の人には難しいようです↓

日本人はローマ字に慣れている分、発音に関してはとっつきやすいです。
文字も基本的にアルファベットですし、タイや韓国勢に比べたらとりくみやすかったと思います。

私たちは留学においてスペイン語の知識がほぼない状態でチリに行きました。
1年の選択でスペイン語を取っていたのは1人だけ(ほか2人ドイツ語、2人フランス語、1人中国語)。
派遣前に5回の基本講座を受けさせていただき、非常に勉強になったものの、もちろんあまりにも始めてからの時間が短く、実践できるには程遠いレベルでした。

そんな私たちも現地ではたくさんスペイン語に触れてきました。
流暢とはとてもいえないですが、少しのフレーズは身につけて帰ってきました。
そんな中でも特に必要だった言葉を少し(本当にほんのすこし)紹介します。

******************

・Hola
おら。凄んでいるように聞こえますがHiと同じ挨拶です。
必須のことばで、顔見知りにはとりあえず笑顔でおラと言うことが大切だということがチリで最初に学んだことでした。

・Chao
ちゃお。bye.
Adiosよりも簡単で、頻繁に使っていました。オラとチャオ。簡単に使える挨拶でした。

・Gracias
ぐらしあす。Thank you.
何事もお礼が大事。

・Permiso
ぺるみそ。Excuse me.
人ごみを通るときに使います。電車やバスを降りる時に混んでいて降りれないことが多いので、この言葉は(意外なことに)すぐ必要になりました。

・Donde esta el baño?
どんでえすたえるばーにょ。Where is the toilet.
どんでえすたがどこですか。です。

・No entiendo
のーえんてぃえんど。I don't understand.
チリの入国・税関の時に意外と英語が使えない人が多いので、とりあえずまくしたてられてしまった時に必要でした。

・La cuenta por favor
らくえんたぽるふぁヴぉーる。Check, please.
会計を頼むときの言葉です。ペンを動かすようなしぐさだけでもOK.

*************

最初に覚えたのはこれくらいでしょうか。笑

一から言語を学ぶことは大変で、労力もさかれました。
それでも、国を知るのは言葉から。少し言葉が増えるだけで、研究室の先生や友達が喜んでくれ、親しさも増しました。そしてチリにも一段と愛着がわきました。
私にとって結果的に、現地の人と話しながら学ぶ言語は、使えた喜びが大きく、楽しく幸せなものでした。



ついでにいくつかご紹介。

友達に教えてもらったスペイン語の自学サイト↓
http://www.studyspanish.com/lessons/
滞在初期にお世話になりました。わかりやすいと思います。

いま、日本でお邪魔しているスペイン語/日本語の交流会↓
https://www.facebook.com/espanol.japones
新宿で木曜に行われている、参加費500円でスペイン語が練習できる会です。帰ってきてせっかくなので時々参加していこうかなと思っています。




さて、ひとくちにスペイン語とは言っても、各国さまざまなクセがあります。
チリのスペイン語は、はやくて手始めにはちょっと難易度の高いスペイン語でした。
そんな"チリ語"を今度は紹介したいなと思っています。

それでは、Nos vemos!

2014年12月5日金曜日

アルゼンチン旅行 メンドーサ編

12月という言葉にさみしさを覚えます。マヨネーズです。

チリから帰ってきて早くも一ヶ月が経とうとしています。
発表会・レポート提出を終え、授業も始まり、日常生活に戻ってきたような気分です。
チリにいる間のゴールが「11月」だったため、いま自分が12月にいると思うと不思議なような、さみしいような、そんな気持ちです。

さて、研究後の休暇を用いてアルゼンチン・パタゴニア旅行にいきました。まだ残り沢山あるチリについての小話を書きつつ、この旅行についても書こうかなと思います。まずは最初の都市、メンドーサについて書きます。

メンドーサ


メンドーサはサンティアゴから7時間ほどでつけるアルゼンチンのまち。有名なのはワイナリーと、アンデス最高峰アコンカグアです。

私たちはEstacion CentralであらかじめCata社の切符を買い、夜行バスで向かいました。
10時発のバスでしたが、国境越えが1時ごろとなりあまり寝れないので、しかも着は5時ごろ。一日メンドーサのアクティビティが増えたというものの、朝のバスでもよかったかなと思いました。

メンドーサに入ってまず緑の多い道が綺麗でハッピーになりました。
治安はあまりよくないとのうわさを聞いていましたが私たちは特に問題なく過ごせました。


メンドーサの町は、緑豊かなきれいな街


ボデカめぐり

朝5時にメンドーサについて、私たちは自分でMaipuという地方までバスで行き、そこでワイナリー巡りをしました。バスの乗り場は相当わかりづらかったので注意かと思われます。交通カードも必要です。

メンドーサではアルゼンチンワインの7割が作られるとだけあって、方々にワイナリーがありました。といっても、回るには遠いのでツアーにのるか、自分でいって自転車でめぐるかになるようです。
ワイナリーツアーは半日のツアーもありました。
各ボデガのツアーの様子も違っており、わたし達は半日をかけて3か所回りましたがどこでも楽しめました。
アルパカがいたり、昔の製法を紹介してくれたり。いくつか見てみるのも楽しそうです。
オリーブオイル製造工場などもありました。


昼ごはんももちろんワインと

アコンカグアツアー


二日目は、アコンカグアを臨むツアーに。バスにのっている時間の多いツアーですが、なかなか見事な景色に巡り合えました。チリからたどった道を再び行く、といった様相でした。

山々に囲まれた道を行く

みどころは、インカの橋、とダムで作られた湖でした。アコンカグアは展望スポットからもあたまくらいしか見えませんでしたが・・・。
一日ツアーとしての満足度はそれなりに高かったです。季節によってはもっと充実していものもありあそう。

このあと、イグアス→ブエノスアイレス→エルカラファテ→プエルトナタレス→プンタアレナスというめぐり方で旅行をしました。ゆっくりそれぞれについて書いていきます。

チリの留学は私にとって本当に素敵な経験となりました。もっと伝えたいことがたまっているので、いつか後輩の役に立てばいいなと思いながら、これからも地道にブログを更新するつもりです。笑
どうぞお付き合いください。

それでは、Nos Vemos!

2014年11月18日火曜日

帰国のご報告

昨日11/17に、チリ派遣者6人全員、揃って日本に帰国いたしました。
大変充実した5か月半でした。留学生活を支えてくださった皆様に、心より御礼申し上げます。
Muchisimas gracias!

まだチリ・ラテンアメリカについて書きたいことがたくさんあるので、このブログへの投稿はしばらく続けていく予定です。
今後とも、ぜひご覧頂けたらと思います。


2014年11月12日水曜日

サンティアゴ屋外アクティビティ



マンハール(煮詰めた練乳)の甘さに適応してしまいました。マヨネーズです。

今日はサンティアゴでの休日の過ごし方を紹介したいと思います。



Aguas de Ramon


まずはAguas de Ramonでのトレッキング。

サンティアゴ近郊のトレッキングといえばまず挙がる場所のようです。

市街地からは少し遠いですが、その分豊かな緑に囲まれた中でトレッキングを楽しめます。

2、4、8時間かかるコースがあり、入園料は数千ペソほど。

広がる緑の中をゆるりと散歩




折り返し地点には滝や川も








トレッキングの後は皆様お疲れ




サンティアゴのスモッグから離れて、自然に包まれた中でのトレッキングは非常にリフレッシングでした。






Cajon del Maipo



次に、Cajon del Maipoの紹介です。こちらも少し市街地から離れます。

有名なのは、アクテビティと食べ物。

Mちゃんにはチリ料理を食べに連れて行ってもらいました。




有名レストラン、Casa Bosque


Asadoからmariscosまで様々なおいしいものが食べられました!

カフェもたくさんあり、チリ人は家族連れでこの地域を訪れることも多いそうです。


また、研究室の方々には車でラフティングに連れて行っていただきました。




比較的緩やかな流れを下る


連れて行っていただいたCascada de las Animasでは、今回やったラフティングの他にも、リラクゼーションやカノピーなど様々なアクテビティがあります。


他にも、冬はスキーであったりと、街が自然で囲まれているサンティアゴだからこそ楽しめる休日の過ごし方はたくさんあります。

Parque BisentenarioやParque araucanoでイベントが行われていることも多いです。


休日は店もしまってしまうサンティアゴですが、少し探せばたくさん、サンティアゴらしい魅力のあるアクテビティがあるのでした。


それでは、Nos vemos!

2014年11月8日土曜日

Constitucion

チリ人の謎。
どうして彼らは携帯電話の操作音をオンにしたままでいるのが好きなのか。
こちらもスマホが主流です。SamsungやLGなどの韓国製がほとんどで、iPhoneを持っている人はだいたいそれなりのお金がある人、というイメージ。それも4Sまでのものが多いように感じます。で、前述の疑問。電車や街中でみる人のほとんどが操作音そのまま、ましてや着信をバイブレーションにしている人なんておそらくほとんどいないことでしょう。イヤホンを装着しているから外に聞こえてない、という人ならいますが…。どうしてなのか非常に興味深いです。


今回は10/10-12で行ったConstitucionという海辺の田舎町への小旅行について書きたいと思います。

地図で見るとこんな感じ。サンティアゴからバスで5-6時間。

実はこの町、2010年に起こったチリ大地震の際に最も大きな被害を受けたところでもあるそう。確かに河口付近の三角州のようなところや、岸部のあちらこちらに津波で亡くなられた方々を悼む十字架と国旗が立っていました。2011年の東日本大震災のことを考えるととても他人事には思えず、当時に思いを馳せずにはいられませんでした。でも、そんなに被害が大きかったとは、その十字架がなければ気づかないくらいに街は平穏そのもので、ゆったりとした時間が流れていました。

河口付近を舟に揺られながら。

2014年11月7日金曜日

第2回成果発表会 (+α)

こんにちは、パスカルです。
日本はそろそろ木々が色づいてきた頃でしょうか。
帰ったら紅葉が綺麗なんだろうなと思いを馳せる今日この頃です。

ここ数週間電車に乗っていてとても気になったことがあります。それは車内メイク
日本でも電車で座ってメイクしていらっしゃるお姉さま方を見かけることがありますが、頻度こそ二本よりは低いもののこちらでもそんな光景を目にするので、これはもはやユニバーサルなものなのか、と疑いたくなります。まぁ電車でメイクしているだけなら同じなので大して気にならないのですが。何が驚いたかといいますと…まつ毛をカールさせるのに普通ビューラーを使うじゃないですか?そうではないのです、車内でメイクしていらっしゃるお姉さまやおばさま方がスプーンの端を押し付けてカールさせているんです。最初見たときは目が点になりましたww これはカルチャーショックです。(真顔)まつ毛が長いから出来る技なのでしょうか…?そうでなくてもできるものなのでしょうか?やってみようとは思いませんが…笑


どうしても書きたかった話だったので前座に書かせていただきました。本題にうつります。

10/23に第2回成果発表会がCLCで行われました。前回(8月)のときはパワーポイントを使ったものだったのですが、今回は11月末の日本で行われるプロセメ発表会の形式に合わせ、ポスター形式のプレゼンテーションとなりました。

発表会の様子

2014年11月5日水曜日

Cerro de San Cristobal, Cerro de Santa Lucia

常に返事としてYesじゃなくてSiがでてくるようになりました。マヨネーズです。
今日はサンクリストバルの丘・サンタルシアの丘について紹介します。


Cerro de San Cristobal


サンクリストバルの丘はSantiago市内で一番高いCerro(丘)です。
麓には動物園もあり、週末は家族連れでにぎわいます。

いくつかルートがあり、またフニクラという乗り物や車でも登れますが、私たちはBaquedano方面から登山をしました。

ここから登ります!

登り道は割と険しい 

登りは1時間半くらいでつきました。想像よりハードなので、しっかり運動着で行くことをお勧めします。

2014年11月1日土曜日

チリ料理を学ぶ

ただいまイグアス空港にて飛行機の5時間遅延(特に天候のせいというわけでもなく南米クオレティ)という憂き目にあっております。マヨネーズです。
友人と料理をする機会に恵まれたので、その紹介をしようと思います。

E君の家では、EmpanadaとSopaipillaを。
生地を練って、”pino”を詰めます

pinoは、タマネギのみじん切りと挽き肉を炒め、クミン、オレガノ、塩で味を調えたものに、レーズンとゆで卵とオリーブを加えたものです。この肉は色々な料理に使われます。

2014年10月27日月曜日

研究室紹介:チリ大学 統合生理学(Keego)

こんにちは、ご無沙汰しています。keegoです。
今週はチリでの研究成果発表会がありました。それについてはまた記事を書くかもしれません。
ラボの先生方のアドバイスもあり、良い発表にできたのではないかと思います:)

さて、今回は私の所属している研究室について、簡単に紹介をいたします。
チリ大学医学部キャンパス。
右側部分は図書館

キャンパスの素敵な中庭


私はチリ大学の統合生理学教室というところに所属して、急性腎障害と関係するタンパク質FGF23、それらと連関するいくつかのタンパク質について研究を行っています。
主な手技としては、サンプル中の目当てのタンパク質を定量するウエスタンブロット法やELISA法、それに先立ってサンプル中のタンパク質濃度を測定するブラッドフォード法などを行っています。

2014年10月8日水曜日

日本人会。アジア人会。


お久しぶりです、パスカルです。

サンティアゴでは9月6日からサマータイムが始まりました。10月に入り暖かい日も増え、三寒四温という言葉がぴったりな、春の訪れが感じられる日々です。


チリ組の学生6人は独立記念日の週を使ってウユニ塩湖―アタカマ旅行に行ってきました。そちらについてはまた後ほど。今回はタイトルの通り、日本から見た地球の裏側にはるばる留学しに来た日本人学生、東アジアの学生との出会いについて書きたいと思います。


日本人会

こちらに来てから、チリ人の日本語学科の学生を通じてだったり、大学以前の友人だったりといった形で数人の日本人学生と交流する機会はあったのですが、それはほんの一部だという話だけ耳にしていてぜひ交流をはかりたいと思っていたところ…マヨネーズの友人を介して他の留学生に会えることに(^^) 人の出会いってどのような形でつながるか分からないあたり素敵ですね。

この日集まった日本人の留学生

2014年10月2日木曜日

9.18 独立記念日

Hola! チリの国旗はかっこいいなと思います。マヨネーズです。
今日は9.18(“Diesiocho”:チリの独立記念日)について書きます。

チリの独立記念日はお祭り騒ぎ!
サンティアゴの公園ではいたるところでFondaと呼ばれるお祭りがおこなわれています。

私はParque Inés de Suárezのfondaに行ってきました。
このfondaは、入場料が高いだけあって、安全といわれているFondaだそうです。最大(?一番有名)である、Parque O’Higginzで行われているものはけんかがあったりと少し危ないそう。

友達との集合写真

日本の夏祭り以上の混雑!人に押されて動くような感じです。

2014年9月16日火曜日

9.11 爆発事件と、無事のお知らせ

Hola! 東京に戻ったら野良犬の少なさにさみしくなりそうです。マヨネーズです。
今回は真面目な投稿です。

9月8日に、私たちの最寄り駅、Escuela Millitar駅で爆発事件がありました。
ニュースにも大きく取り上げられており、多くの方々にご心配をおかけいたしました。遅くなってしまいましたが、私たち全員の無事をこの場でご報告致します。

9月11日といえばアメリカの同時多発テロを思い起こす方が多いと思いますが、ラテンアメリカでは1973年のチリ・クーデターの日。社会主義政権を、軍が武力で覆したクーデターが起こった日です。

この記念日の数日前から、毎年、爆弾事件、車、バスへの放火やデモ活動が行われているそうです。
今回の爆発事件も、それと関連したテロとされています。ただし、私たちの住んでいるLas Condes地区でこういったことが起こったことはいままでになく、チリの中でも大きな衝撃を持ってうけとめられたそうです。

2014年9月14日日曜日

研究室紹介 ~チリ大 微生物学分野~


パスカルです、こんにちは。

近頃は駅で爆弾が爆発したり、爆弾予告(?) が出されたりとなかなか物騒な世の中です。どうも9月11日のクーデター記念日が関係していたようです。チリ組は皆無事ですのでご安心ください。そちらについてはまた後ほど別に触れたいと思います。とりあえず日本の安全さが恋しくて仕方ない日々です。笑

もうプロジェクトセメスターも折り返し地点を過ぎ、チリでの生活も残すところ2か月半になりました。光陰矢の如しとはよくいったものです。

今回は今更ながらではありますが、私の通う研究室の紹介をしようと思います。


Universidad de Chile Programa de Micologia y Microbiogia


私パスカルが通う研究室はチリ大(Universidad de Chile)の微生物学分野(Programa de Micologia y Microbiologia)に属する研究室の一つで小児感染を扱っている研究室です。テーマはピロリ菌。去年か一昨年まではポリオを扱っていたようです。チリ国から資金(FONDECYT)をいただいて研究しているとのこと。教授も確かに日々お忙しそうで、それこそ世界中を走り回っていらっしゃいます(本当に出張が多いのです…!)教授の専門が小児感染ですので、ピロリ菌とはいっても小児における感染に関して扱っています。

研究室にて

2014年9月11日木曜日

ENDOSUR Latin American Symposium



Hola, パスカルです。

こちらに来て以来飲酒量というか飲酒機会が今までの4,5倍くらいになって太ったような気がしてならないです… チリ人飲み会好きすぎ…!余裕で深夜2,3時まで飲んでいるみたいです


かれこれ1か月ほど前のお話になりますが、8/11-13にENDOSURというラテンアメリカを中心としたシンポジウムが開催されました。毎年これくらいの時期に開催されているそうで、内容としては消化器系、泌尿器系、産婦人科といった科が中心となっていました。
チリ、アルゼンチン、ブラジル、ドイツ、アメリカ、日本(医科歯科大)からいらした教授方がそれぞれの科ごとに分かれた部屋で検査技術や診断手技等についてのプレゼンテーションやディスカッション、症例検討が行っていらっしゃいました。

入口

2014年9月10日水曜日

Tennis in Chile!!

先日の全米オープン決勝戦、残念ながら錦織選手は負けてしまいましたね。
ポパイです。
それにしてもグランドスラムで準優勝とは、ホントにすごいですね!
来年に期待です!

さて、今回は、今までとは毛色を変えて、チリでのテニスについて書こうと思います。


チリでのテニスの概要



私は中学生の頃からテニスをしていて、「今回の留学で半年もテニスができなくなったら嫌だ!」と思い笑、昨年度にチリにいらっしゃった先輩のお力をお借りして、在チリ日本人テニスクラブのオーナーの方に連絡をとることができました。

ペルーボリビア旅行(クスコ編)

「チリ生活も折り返し地点なんだな」っとぼんやり思う今日このごろ、フラペチーノです。今更ですが、ペルーボリビア旅行の様子をお伝えします。



クスコにて
私たちはマチュピチュ前後で、それぞれ1泊ずつクスコに泊まりました。「マチュピチュへの玄関口」であるクスコ自体も、その景観の美しさから世界遺産に登録されています。そんなクスコでの旅行の様子をお伝えします。


Free Walk Tour Santiago

帰って日本の地下鉄の複雑さに適応し直せるか心配しています。マヨネーズです。
フラペチーノです。

サンティアゴの街歩き・・ってどうすればいいのか、私たちもよくわかりませんでした。
そんな人にピッタリ!なツアーに参加してきたので、フラペチーノとマヨネーズの連名で、その様子を紹介したいと思います!その名も・・・


Free Walk Tour!


サンティアゴは日曜日にはほとんどの店(時にはマックでさえも!)がしまるので、日曜日のアクティビティを探していました。
そこで、私マヨネーズはクスコでiPeru(Information)でみつけたFree Walk Tourの存在を思い出しました。チリでもやっているのかな?と思ったところ、ちゃんとありましたTripadviserでも高評価です!しかも、先輩も行かれていたようです。
ということで、いってみましょう!と思い立ちました。

2014年9月6日土曜日

公立病院見学

チリ人の時間感覚はゆるふわ系です。マヨネーズです。
友達に頼んで連れて行ってもらった公立病院について記事を書きます。

私たちが研究をおこなっているCLCは、トップクラスの私立病院で、公立病院とは雰囲気が全く異なります。
そのため、他の病院も見たい!と思い、友人に相談したところ、「親の勤めている病院を見せてあげる。」と快く紹介してもらい、病院見学・授業の見学をしてきました。

お邪魔したのは、Hospital Barros Luco, Hospital san Juan de Diosです。

2014年9月4日木曜日

研究室紹介:CLC腫瘍学/分子遺伝学(消化器)その2


前回の最後の投稿が6月でした。onちゃんです。
マヨネーズポパイに続き研究室の紹介をしたいと思います。

私はポパイと同じ研究室に所属しているのですが、ポパイとは別の指導教員のもとで、腸内細菌と大腸がんに関する研究を行っています。(ポパイに真似てAさん(女性)Bさん(男性)としておきます)
以下、研究室の様子私の研究について軽くご紹介したいと思います。



)研究室について
 前述したとおり私には2人の指導教員の方がいらっしゃいますが、Bさんは普段CLCのラボにはいらっしゃいません。そのため1週間か2週間に1度研究室にいらっしゃった時にBさんの前で進捗状況をプレゼンしアドバイスをいただいています。Bさんのアドバイスで自分の勉強不足を思い知らされることも多々ありますが、無理難題なアドバイスで困惑することも何回かあります…w

2014年9月1日月曜日

研究室紹介:CLC腫瘍学/分子遺伝学(消化器)

自宅からスーパーまで歩いてたった5分だった東京が懐かしいです。
ポパイです。
自炊経験を通じて、お米の研ぎ方に関しては自信を持てるようになってきました。

さて、ブログに大量投稿しているマヨネーズ笑に同じく、研究室の紹介をしようと思います(マヨネーズが書いてくれた研究室紹介もご参照ください)。

私は、以前にも書きました通り、チリ内でも有数の私立病院CLCにある研究室に所属しています。

マヨネーズが所属しているのは、CLCの腫瘍学/分子遺伝学の研究室の中でも泌尿器が専門の研究室ですが、私は消化器が専門の研究室に所属しています。

以下、研究室の様子と研究の進捗状況についてご説明したいと思います。

今回は、今までの私の記事と違って写真が少なくて文字ばかりですが、ご了承ください…。


研究室の様子

私の研究室には、指導教官が1名(Aさん)と、手技に関して教えてくださる先生1名(Bさん)がいらっしゃいますが、どちらも英語があまりできません
これは後輩のみなさんのためにもお伝えしておかなければいけない事実だと思います。
正直なところ、Aさん、Bさん、私の3人の中で、私が一番英語ができると思います。

特に、Bさんは親切に手技に関して教えてくれますが、本当に片言の英語(しかもチリ訛り)しか話せず、平気でスペイン語で話してくるので、スムーズに研究を進めていくためには、研究用語もスペイン語を少しずつ覚えざるを得ません。

2014年8月30日土曜日

ペルーボリビア旅行!(オリャンタイタンボ編2)

魚をさばける女を目指しています。マヨネーズです。
今日はKeegoの書いてくれた記事に引き続いてオリャンタイタンボの紹介をしたいと思います。


オリャンタイタンボの過ごし方。

オリャンタイタンボの概要はKeego記事に任せますが…
オリャンタイタンボといえば遺跡。しかし入場料(他の遺跡との周遊入場券)は70ソル(約2800円)…
ペルーレイルにお財布が大ダメージを受けている中、なにかないかと考えていました。
偶然、ペルーレイルで向かいの席になったお姉さん(Vistadomeは他人とボックス席に座ります。)に無料で入れる遺跡があると聞き、向かいました。

他にも、レストランがたくさん(観光客向けで高いですが、味は悪くない。ピザが多い)と、お土産物屋さん(ちょっと高め)、地元向けの市場などがあります。オリャンタイタンボはクスコよりも標高が低いので、私はこのこじんまりとした町に高山病に備えて一泊しておいてよかったと思っています。

Pinkutkkunaについて。

私の紹介したい場所、その名は、Pinkutkkuna。
アルマス広場から2ブロックほど歩いた小道から、まるで一軒の家のように見える入口を入ると険しい道が上まで連なっています。
一瞬入り口とは思えない


私は道の険しさ(柵や手すりもない)に恐れをなしあまり上まで行きませんでしたが、


遺跡を臨む景色

2014年8月27日水曜日

ペルーボリビア旅行!(アレキパ編)

車の運転の仕方を忘れました。マヨネーズです。
今日はアレキパについて書きたいと思います。

チリからアレキパまでの移動について。

アレキパは、ペルーの中でチリに割と近い町です。
チリのアリカから、バスで国境を越えて、タクナという街からさらにバスに乗り、到着します。アリカからタクナまで3時間くらい(国境越えによって前後)、タクナからアレキパは6時間くらいの移動です。金額は大体2000円くらいです。
アリカからバスはその場でバスに(結構出ています。コレクティーボもたくさん。)、タクナからはFlores社のバスを使いました。そこまで道も悪くないので、寝ていればすぐにつきました。
国境越えもバスに乗って指示に従えば問題ありませんでした。
あと、バスからの光景がなかなか綺麗でした、砂漠地帯なのですが夕暮れ時などはかなりの絶景でした。


バスからの風景



注意事項

・ どちらのルートも、バスチケット購入前にバスターミナルの使用料を払っておく必要があるので注意です!Boleteriaがあります。これに関する説明をスペイン語でされて(説明さえない時も!)困りました。
・ 渡される入国の書類は絶対なくしてはいけないです。出国に必要です。
・ 時差があります。
・ アレキパでバスターミナルから乗ったタクシーのおじさまは、目的地ちゃんといったのに、お勧めのホテルに連れて行っていろんなことをおっしゃってました。でも結局ちゃんと言った通り5ソルで連れて行ってくれましたが…タクシーは本当にちゃんと目的地と値段、確認したほうがいいです。


アレキパについて。

さて、本編。
アレキパは世界遺産に登録されている街で、白塗りの壁が有名です。特にアルマス広場周辺はすごく綺麗!


夜のアルマス広場

2014年8月23日土曜日

ペルーボリビア旅行!(アリカ編)

トマトの緑のぐちゅぐちゅが食べられません。マヨネーズです。
今日はアリカという街について書きます。


アリカとは。


チリは南北に細長いので、国内移動でもかなりの距離があります。
私は、ペルーに行くにあたって、国内便の安さに目をつけ、私はチリ最北端の空港であるアリカの空港を使うことにしました。


砂漠の中にぽつんとある空港。砂漠の中を走ると、ふと海が現れます。
さらに走ると、突如見えてくる街。アリカは砂漠と海に囲まれた、日本からしてみれば不思議な街です。
街は砂漠と海に四方を囲まれる

この街に入って目に付くのは大きな要塞と呼ばれる丘。(うまく写真が取れませんでしたが、抜群の迫力です。)

要塞寄りには港や、商店の立ち並ぶ通りがあります。この通りには歩き方に乗っているレストランから地元向けのかなり安い商店まで様々。


海まわりには商店が並んでいます。あまり大きな店もなく、数店が並んでいる程度ですが、おいしいものが食べられます。

どこの店もうっているセビーチェ。おいしい!

2014年8月19日火曜日

研究室紹介:CLC泌尿器

つけ麺よりラーメン派ですが、どちらも恋しいです。マヨネーズです。
旅行の紹介の流れをぶったぎって、今日は研究室の紹介をしようと思います。

私はCLCの泌尿器の研究室で、前立腺癌のマーカー、PSAに関して研究をしています。
具体的には、PSAをコードする遺伝子の変異に関する内容です。

ポパイによるCLC紹介の記事がありましたが、私の研究室は他の二人と同様、こんな建物の中にあります。
元は民家


CLC組は、担当教官と実験内容が違うだけで、基本的には一緒に行動します。使う実験室や実験の器具も共通です。これがチリ大との大きな違いです。
これにはメリットとデメリットも感じています。
CLCのメリット:安心感があり、地域的にも安全。困った時の対応が楽。
CLCのデメリット:日本語を使う機会が多い(留学感がうすい)。

今回の私のテーマは、6人の派遣生の中でも理解しやすく手技も少ないテーマです。手技はDNA抽出とPCRだけで、サンプル数が多いものの繰り返すだけでよく、かなり簡単です。例年の先輩方の内容よりも手技が少ない気がしています。実験終了後に、得られた結果から他の小さなテーマで実験が行えないかな、と思っています。いまのテーマは、PCRしたサンプルを外注でシークエンスして、その結果を考察する、という内容です。
もともと、CLCのラボはCLCで得られたサンプルからDNAを抽出しPCRまでは行い、染色やシークエンシングは外注で行う、という形だったそうです。今は染色などは行える設備があり、他の2人は染色を毎日行っています(あとで紹介があると思います)。しかし生物実験や細胞培養をできる設備はありません。チリ大は研究室によってはあると聞いているので、これはCLCとの大きな違いだと思います。後輩には是非、渡航前にこのことを知っておいてほしいと思います。

ペルーボリビア旅行 LIMA



こんにちは、パスカルです。

なんとか14日のプレゼンも終わり、ほっと一息。

今更感も否めないですが、7月後半にいった旅行のお話を書きたいと思います(^^)

本当にいろんなところに行って、1投稿だけではむり!ということでみんなで分担しています。笑 というわけで私はリマについて書きます。

リマは ペルー共和国の首都並びに政治、文化、金融、商業、工業の中心地である。人口約800万人で同共和国最大(by wikipedia)だそうです。私たちの旅の最初の目的地でもありました。海外から飛行機でマチュピチュ、クスコなどに行こうと思うと必ず中継する都市だと思います。

42の行政区分に分かれており、首都であるだけに様々な階層の人々が住んでいるようですが、今回の旅行では高級地区であるSan Isidoro区とMilaflores区のみを訪れました。

空港で米ドルをペルーの通貨、Nuevo solに変え、迎えをお願いしていたタクシーに乗りホテルへ。リマは海に面した都市なので高速の一部は海に張り出していて、気持ちよかったです。海っていいですよね。笑 ホテルについて一息ついて、ホテルの方にお勧めを聞いて近くのビュッフェランチへ。後から判明したのですが、このレストラン、地元の超高級レストランだったらしいですww ちなみにSan Isidoro区です。
レストランの名前はVIVALDI 見た目からしておしゃれ♪


ランチビュッフェで約25ドルくらいだったのですが(確かに高い)とっっっってもおいしかったです!ビュッフェだから食べ放題だし、このお値段でこのクオリティが食べられるのなら、とみんな大満足。

ちなみにペルーのお昼の時間は普通に12時くらいでした。やっぱりチリおかしい。。

どうです?おいしそうでしょ♥

ペルーで初めてお目にかかった飲み物、Inca Kola。おいしかったのでおすすめ!

 旅行していて分かったことなのですが、ペルーはチリと比べて本当に本当に食事がおいしかったです。高級レストランに限らず安くてもおいしかったので地域の問題でしょう。後から聞いたお話ですが、ペルーには金鉱があったので大航海時代・植民地時代などスペインから裕福で地位の高い人が多く来たため、料理もおいしいようです。なんと。チリには金はなかったのでそういうわけにはいかなかったのだとか。 今ではチリの方がお金持ちですし進んでいますが…
ペルーからチリに移住する人もいるので近頃はペルー料理店も増えているようです。

遅めのお昼を食べた後は歩いて30分くらいのMilaflores区の方に民芸品市場があるとのことだったのでお散歩しながらそちらの方向へ。途中で公園があったのでその中を通って行きました。公園もきれいでこれならリマの方がご飯おいしいしいいじゃない!って思ってみたり。
ちなみに途中に日本食材店もありました。店内では3年前くらいの紅白がなぜか流されていました。なぜ?笑




公園の中

民芸品市場 Inca Market 品揃えもそれなり。

 夕方は私の友人(ペルー人です)がリマに住んでいたので再会すべくみんなでご飯へ(^^) 地元の人がいると頼りになります、やっぱり。Milafloresにある繁華街のモールのレストランへ。タクシーは1台に乗りきらないということで、私とKeegoは彼女とともにバスへ。はからずもこちらの公的交通機関を体験することに!サンティアゴはバスには路線番号が表示してあるので一目でどのバスがどこを通っていくのか分かるのですが、リマではバスの乗降口に立っている係の人に聞かないとそのバスがどこへ向かうのかわからないようです。サンティアゴは比較的公共交通機関は整備されていると思います。

夕食は彼女のおすすめのペルー料理を注文。どれもおいしかったです!



みんなが持っているのはChichamoradaという紫トウモロコシのジュース。

何度目か分からないですがペルーはほんと料理がおいしい…

連れて行ってくれた友人と。6年ぶりという気はしなかったですw


ペルーも海に面しているので海鮮料理が多いようです。(チリはこんなに海岸線長いのに肉の方が多いような…笑) セビーチェが特におすすめらしいです。
リマは何もないと聞いていたけれどとても快適な街だったのでそれならもうちょっといればよかったとちょっと後悔…笑 

旅行したりはしていますがチリ組も別に遊びまわっているわけではないです…よ! 旅行は夏休みがない分ということにさせていただいています。

旅行のほかの日程についてはほかの子が書いてくれると思いますのでこうご期待!笑