2014年12月27日土曜日

アルゼンチン旅行 イグアス編

日本の大みそかの過ごし方は独特だなあと思います、マヨネーズです。
チリでは花火などで派手に祝うそう。静かに年の瀬を迎える国、少数派な印象ですがどうなのでしょうか。
さて、アルゼンチン旅行の2都市目、イグアスについて書きます!

メンドーサからブエノスアイレスからイグアスへ


メンドーサからブエノスアイレスへ夜行で行き、ブエノスアイレスではバスターミナルからホルヘ・ニューベリー空港までArBusを使用しました。
バスターミナル付近は治安が悪いそうで、徒歩は厳禁。
ブエノスは道路がすごい混んでいて、タクシーの値段がどんどん上がってしまう(上がるだけではなく、やはりアジア人はぼったくられる)反面、レミース(事前に値段を決めるタクシー)はやはり割高・・・
そんな中、ArBusは新しく、Wi-fiも飛んでいる非常に快適なバスでした!
ただ、市バスに使う交通カードを購入しないと使えないので注意です。

あと、行き先を言うときにホルヘ・ニューベリー(国内線の就航する空港)はAeropuerto(空港)とは呼ばずAeroparqueと国際線の空港と呼び分けているようです。
全く逆方向に連れて行かれてしまうと困るので、ヒヤッとしました。

さて、使った航空会社はAerolineaですが…
行きは1時間ほどの遅延。帰りは5時間の遅延(しかも20分前まで「予定通り運航」との表示!)
気を長くして待つ必要のある航空会社のようです。笑

アルゼンチン航空は遅延、欠航が多い

5時間の遅延の際は昼食を提供していただいたので良しとしましたが、、、、
続く日程に余裕があったことに心から安堵しました。

機内食

機内食がすごく素敵でした!5種類ほどの箱で、それぞれがアルゼンチンの有名な観光地のデザインになっていました。

プエルトイグアス


そうして到着した、イグアスの観光のアルゼンチン側の拠点となる街、プエルトイグアス。
完全に観光地化されており、夜で歩いても安全(といわれました)、自然に囲まれてものすっごくあつい町でした。
道路の赤土も印象深いです。

プエルトイグアス

ご飯に関しては観光客用の値段ですが、おいしいものが食べられます。スーパーも一応ありました。
あと宅配ピザもありました。大きくて楽で良かったです。
イグアスの滝の中ではすべてがものすごい値段なので、是が非とも昼食を町で仕入れてから滝に繰り出すことをすすめます。

名物のさかな


メインのイグアスの滝までは、町からバスで30分ほど。バスは朝から混んでいます。

イグアスの滝

2015年6月の大雨のため桟橋等が壊れてしまったため私たちはイグアスの滝の一部しか見ることができませんでした。例えば、悪魔の喉笛への桟橋・サンマルティン島に入ることができませんでした。なお、12月末に修理の工事が終わったそうで今は問題なくみられるようです!
しかも天候に恵まれず大雨にふられびっしょびしょになりつつの観光でしたがそれでも!イグアスの滝は本当にいってよかったと思っています。

閉鎖中


滝自体は、ナイアガラの滝などとは異なり、まわりはジャングル。その中に、大小さまざまな滝が連なっています。
ジャングルの中とだけあって、色とりどりの蝶やアナグマ(!)などの生き物が見られます。
アナグマは引っかいたりするので餌を絶対にやらないでね、とのこと。

ジャングルの中へ

アナグマ

観光は主に3コース。Upper Trailから滝の上からの眺め、Lower Trailから滝を見上げます。そして圧巻なのは滝に突っ込むボートツアー!これは国立公園内で予約可能です。
そしてさらに通常時はサンマルティン島と、悪魔の喉笛への桟橋が加わります。
私たちはこのふたつができなくても半日以上国立公園にいたので、トータルでアルゼンチン側は一日あっても見切れるか怪しいくらいの広さだと思われます。

upper trailからの絶景

まずたどり着くのはupper trail。流れ落ちる滝を前に、その迫力にため息。
ジャングルの中を進んでいくのも雰囲気があり楽しいです。

lower trailではしぶきを浴びる

lower trailは高低差があり歩くのにある程度時間と体力が必要なコース。その分、下から見上げた滝はまた違った迫力があります。
ボートツアーの終着点がlower trailの途中、迫力のあっていい部分なので私たちは(雨に打たれて体力を奪われていたこともあって)そこから半分だけを歩きました。

そして大目玉はやはりボートツアー。
これは本当にエキサイティングで唯一無二の体験でした。

ボートからの眺め

これは晴れていたら虹もかかってさぞかしきれいな光景になったんだろうと思います。
あと雨の後のせいか、水がだいぶ茶色かったのも印象的です。イグアスでは水が茶色いのが問題になって上流で対策が打たれたとも聞いたので、普通の色だったのかもしれないですが…
とにかく、曇っていても十二分に楽しみましたが、イグアスは天気がかなり風景を変える重要な要素だと痛感しました。それを踏まえれば数日あってもいいのかな…?


さて、このツアーはイグアスの滝を間近で下から見る…だけではなくて
滝に突っ込むツアー。
川を登って行って目の前に↑の絶景が広がり・・・
2度ほど滝に突っ込みました。

びしょ濡れです。救命胴着をつけ、下に雨合羽を付けていても、すべてびしょ濡れです。
なお、カメラなどを守る袋はかしていただけます。
突っ込むぞ!という合図なく突っ込むのでカメラを隠すタイミングが謎でした。幸い壊れませんでしたが、良いカメラをお使いの方はご注意ください。
この水しぶきに打たれ大自然を痛感する経験は本当にラテンアメリカの記憶の中でもひときわ異彩を放つ、素敵な思い出になりました。

長くなりましたが、イグアスの滝は本当に素敵な場所でした!!!
それでは、Nos vemos!

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