2015年1月29日木曜日

チリ語 上級編

Hola!スペイン語が頭からだんだん抜けていくマヨネーズです。
チリ語についてまた記事を書こうかなと筆をとりました、おつきあいください。

この記事でご紹介したいと思ったのは友達が滞在中に教えてくれたチリ語の特徴10という記事↓
http://www.guioteca.com/rankings/como-entender-a-los-chilenos-10-de-las-formas-mas-raras-con-que-se-comunican/
(リンク先はスペイン語です)
この中から、思わずうなずいてしまったいくつかを。

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1.強調するのに母音を伸ばす
例:暑い hace calor →hace calooooooooooor
     お腹がすいた tengo hambre → tengo haaaaaaaaaaambre

英語でチャットをしていても、すぐaiueoがたくさんついてかえってきます。


2.なににでもito/itaをつけてかわいくする
例: すこし poco → poquito

あなたのなまえもこれを付ければチリ風。
あきちゃんはあきーた。
わたるくんはわたりーと。

まよねーずはまよねじーた?ねじーた?

特に研究室の先生(30代女性)がよく使っていた印象です。


3.挨拶は必ず聞き返す
Cómo estás?
Bien y tú?(目上の人へならBien y usted?)

これは必須です。聞き返さないのは失礼に当たります。

あいさつでHow are youを聞かないのは日本人くらいだよ!とこないだ友人に言われました。
日本人は挨拶はなんていうの?友達にはこんにちは、って言わないよね?と尋ねられて答えに詰まってしまいました。
なかなか日本の文化について説明するのも難しいなあと思いました。

なお、最初の挨拶でほっぺにチューをしないのも失礼です。恥ずかしいですが絶対!


4.あまり乗り気でないときはあいまいな表現を使う。
例:あとで言うね。今週はなそう。

こういう表現を使われたらまず実現はないと思っていいと思います。笑
日本は律儀に約束を果たす方の割合が多いと思います。大して南米ではあまり本気でなくとも、思いついたことを口にし盛り上げることを優先する方が一定数いらっしゃったと思います。いろいろな話が具体化しなくてもいらいらしないような受け止め方を身につける必要があるかなあと思います。

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他にもネットで「チリ スペイン語」と検索すると、これまたうなずける面白い話がたくさんありました。
なかなか、全員がわかるようなものは以上に挙げたようなものしか見当たらなかったのですが、スペイン語がわかる方は見て頂ければきっと違いに驚かれると思います。

やはりチリ語はなんといってもその速さ。
アルゼンチンなどの独特なくせのある発音はないものの、言葉を聞き取るのにも苦労します。
話題のアギーレ元監督のスペイン語を聞いていると、はっきりと区切られていてなんてわかり易いんだろうと思いました(外国人相手だからかもしれませんが)。

チリ語、難しいです。スペイン語、奥が深いです。

それでは、nos vemos!

2015年1月21日水曜日

便利な持ち物リスト

カレーよりシチューよりハヤシライスが好きです。マヨネーズです。
今日は、チリ留学に持って行って良かったと思うもの・持っていけばよかったと思ったものを紹介します!

SantiagoではPatronatoなどで、日本の食材や雑貨などがそれなりに手に入るので(値段は3倍近くしたりしますが)ほとんど不便な思いをすることはありませんでした。
そんな中でも、持っていくことをお勧めするちょっとした品々のご紹介です。

・ルーズリーフ



あまり見かけた記憶がありません。ノートも当然うってはいるのですが、日本の基本のサイズのA4やB5とは違う大きさのものが売っているので、帰って整理しようと思った時にちょっと不便かなと思うので、ルーズリーフは持っていくことをお勧めします。

・スペイン語の本
チリではもちろん和スぺの教科書は手に入りません。
もちろんアプリやWebsiteでも勉強はできますが、ただでさえ画面とにらめっこな生活なので本媒体で一つあるといいかなと思います。
といいつつ、わたしはアプリを多用していました。使っていたのはこちら↓
Duolingo 渡航前にはこれで遊びつつ基礎的なフレーズを覚えていました。
スペイン語動詞活用 Lite 少し上達してくるときになる動詞の活用が見やすかったです。必須の動詞がまとまっているので単語学習にも便利です。

・ドレッシング

チリではあまりドレッシングの種類が多くない印象です。みなさん自分で塩とバルサミコ酢とオリーブオイルとレモン汁とをかけて食べていました。
スーパーで見つけてもシーザーやサウザンなどクリーム系が多く、たとえば和風ドレッシングなどが恋しくなりました。もちろん作れるという方はいいのですが。
特にCLC組はCLCの無料昼食の中にサラダがあるので、ドレッシングを持ってくればよかったと思うことは多々ありました。

・折り紙
旅先などで子供に会う機会がおおかったので、日本らしいものとして折り紙はあると喜ばれました。もう少し上の年齢層になら、けん玉やあや取りも喜ばれると思います。

・S字フック

あまりチリでは使用頻度は高くありませんでしたが、ペルーなどではトイレにいったときや外で荷物を地面に置きたくない時がありました。そのようなときにS字フックは大活躍!

・南京錠

これは必須だと思います。スリの予防にもなりますし、安心感を与えてくれました。
チリでも簡単に手に入りますが、鍵タイプのが多かったのでダイヤル式がいい方はぜひご持参を。
ちなみに100均のは結構簡単に壊れたので、ある程度ちゃんとしたものがあるといいかなと思います。
また、これに関連して防犯グッズは合って損はないと思います。財布もチェーンやゴム付きで鞄につけられるものだと良いと思いますし、身につける貴重品ベルトも必須だと思います。

・タオル
チリのタオル、あんまりふかふかなものがなかったです。バスタオルやフェイスタオルなど、かさばりますが柔らかいものが好きな方は持っていった方がいいと思います。

・カード・ハガキ・便箋・封筒
御礼状や誕生日祝いなど、手紙を書く機会はかなり多かったです。現地でも売っていなくはないのですがかなり少なく(アメリカなどと比べてもすごく少ないです。Happy Daysという店のみ品ぞろえ有)、また日本らしいものの方が喜ばれる場合もあるので、多いかなと思うくらいにあっていいと思います。

・折り畳み傘
これもあまり見かけた印象がないです。南米で傘を使っている人は多くはなかったですが、やはりあると便利だと思います。

こんなところでしょうか。また思いついたら更新します。
それでは、Nos vemos!


2015年1月12日月曜日

チリでの音楽 カラオケとその他編

Hola! チリはそろそろ暑さも過ぎていく頃でしょうか。マヨネーズです。
引き続き、チリでの音楽についてご紹介します。

カラオケ


まずはカラオケについて。
滞在中に友人にカラオケに連れて行ってもらいました。

連れて行ってもらったカラオケは、Hotel Standfordの中にあるBar Manhattanに併設するカラオケ。
日本語・韓国語・英語・スペイン語の曲が入っていました。日本語も、一昔前の曲なら一定数はいっていました。
料金は一部屋・時間あたりの計算で、大勢で行けば安く済みました。
他にもカラオケの場所はみられましたが、アメリカスタイルのみんなの前でマイクで歌うものが多いそうです。
大きな部屋


さて、カラオケで歌って一番人気のあった曲・・

デジモンの主題歌、Butter-flyです。

チリで人気のアニメは、デジモンとナルトとドラゴンボールです。
ポケモンよりデジモン、ワンピースよりナルト。
ナルトが終わってしまった時は私たちより友人の方が嘆いていました笑

さて、そんな日本語好きな友人たちと出かけた時は何が歌われたかというと。
さそり座の女。ソラニン。千の風になって。
など。アニメの主題歌の知名度が特に高かったように思われます。
本当に日本のことよく知っているなと感心しました。


他にも、ボーリング、アイススケート場、4D上映する映画館(以上3つはすべてParque Araucoというショッピングモール内)、卓球やビリヤード、日本の学生が遊んでいるような場所はおおむねチリにもありました。

Republicaでの卓球



ビクトリアノ


番外編。チリでであった友人がバンドをやっているので紹介します。
http://www.victoriano-rock.cl/
バンドの名前は、ビクトリアノ。チリのロックバンドですが、日本語でも歌っています!チリの曲を日本語にして歌っている、とのこと。
知り合った時にはワンオクが好き!と意気投合して、その場で兄弟でワンオクを引き語りしてくれました。すてきでした。
ここまで日本を好いてもらえるのも素敵なことだなあとおもいます。

Happy Birthday


番外編2。チリ滞在中にスペイン語で歌った歌といえば、誕生日の歌がダントツ。
ラボなどでも誕生日を祝う機会はかなりあり、歌えるといいなあとおもいました。
歌詞はこちら。

Cumpleaños feliz
te deseamos a ti
feliz cumpleaños (名前)
que los cumplas feliz.

お誕生日おめでとう、私たちはあなたが大切ですよ、いい誕生日になりますように、といった意味です。

おもしろいなーと思ったのが、スペイン語圏でも国によって歌詞が違うそうなんです。

Spain:

Cumpleaños feliz
cumpleaños feliz
te deseamos (name)
cumpleaños feliz.

Argentina:

Qué los cumplas feliz
que los cumplas feliz
que los cumplas (name)
que los cumplas feliz.

Perú:

Feliz Cumpleaños, a ti,
Feliz Cumpleaños, a ti,
Feliz Cumpleaños (name),
Feliz Cumpleaños a ti.

Que los cumpla feliz,
que los vuelva a cumplir,
que los cumpla bastante,
Hasta el año 3000.

(出典:http://www.1happybirthday.com/spanish_birthday_lyrics.php)

使っている言葉は似たようなものなのですが、英語だと、どんな国でも歌詞は繰り返しな印象を0もっていたので興味深く思いました。

それでは、Nos vemos!

2015年1月7日水曜日

チリでの音楽 POP編

アイパッドをマチュピチュで割ったまま使ってしまっています。マヨネーズです。
そろそろ直します。
今日はチリでの音楽について!

チリでの生活と、音楽


チリでの生活は音楽と切り離せないものがあったなーと思います。
というのも音楽を聴くという習慣が染みついているようで、ラボでも作業中に音楽が流れているのです。
また、バスの中では弾き語りをする人がほぼ毎日現れ、駅や道端でもギターやヴァイオリンを奏でる人が。
Bellavistaのおしゃれなレストランでは生演奏を掲げるレストランも多かったです。
一日が音にあふれていました。

チリで基本的にラボやモールで流れている音楽は、恐らく基本的にラジオを流しているんだと思います。内容としてはアメリカのポップ音楽が多い印象でした。アメリカのチャートが半年くらい遅れて入ってきているイメージです。あとは日本と同じくアナと雪の女王が流行ったり。
加えて、好きな音楽と言った時に、海外の音楽を挙げる人が多いイメージでした。

しかしもちろんスペイン語の音楽も多くあります。頭から離れないほどよく耳にした音楽も!
今日はその一部をご紹介!

日本でも聞く?曲


まず親しみやすいもの(?)から。メロディーがあり、よく流れていて自然に覚えてしまった曲です。

Marc Anthony - Vivir Mi Vida

曲自体は1分過ぎから。この曲はすっごくよく聞きました、私たちの行っている時期のはやりだったのでしょうか。

Enrique Iglesias - Bailando

エンリケ・イグレシアスはアメリカで有名な歌手、出身はスペインだそうで。この曲は日本でも流れているのを聞いて、うれしくなりました。

Ricky Martin - Vida 

日本でも有名、プエルトリコ出身のリッキーマーティン。英語の歌詞もところどころに入ります。

レゲトン


Reggaeton。ヒップホップに似たようなテイストだと思います。
プエルトリコ発祥のレゲトンは、ラテンアメリカでよくきかれるダンスミュージックです。
日本でも名前が知られているアーティストなら、Pitbullのような。

レゲトンに対しては、ラテンアメリカ内でも評価が分かれていた印象です。大好き~これでおどるの~という人から、あんまりメロディがなくて僕は聞かない、という人まで。
そんな中、皆が口をそろえていったのが、「有名なのはDaddy Yankee」です。

Daddy Yankee - Limbo

凄い有名な方のようで、どこでも名前を聞きました。彼もプエルトリコ出身。レゲトンを世界に広めたそう。
去年の先輩方は、CLCの感謝祭に向けてこの曲にのせて踊ったそうです(とても面白かったです)



DJ MENDEZ ― Dale Cuerda a la Cadera

DJ MENDEZ はチリ出身の歌手だそうで、チリでかなり人気の高い歌手です。
9月にあった独立記念のお祭り、Fondaでは彼が来ていて、会場は熱気に包まれていました。


誰もが知っている!


医科歯科でスペイン語を教えてくださっていた渡辺暁先生とお話しした際に、スペイン語で誰もが知っている曲を教えてくださいとお願いしたところ、ご親切にも教えてくださった曲を紹介します。
この曲はカラオケで他の誰かが歌いだしたりと、「あ、知ってるんだ!」というリアクションを多くとってもらえる曲でした。


Shakira ―Estoy aqui

日本でも有名な歌姫、シャキーラ。ラテンアメリカでの人気はかなりのもののようでした。

  • Guantana mera
  • Besame mucho
  • Libre soy (レリゴーはスペイン語でこういうそうです!)
  • Cielito lindo
  • Gracias a la vida - Violeta Parra
  • La vida es un carnaval



さて、カラオケと言いましたが、実はチリにもカラオケがありました。
そして、そこで歌ったある曲は現地のチリ人に反響良し!だったのですが…
カラオケのありかも含めて、長くなってきたので二部に・・・

それでは、nos vemos!


2015年1月3日土曜日

チリ語

あけましておめでとうございます。チリで忘れた医学知識を必死に取り戻す冬休みです。マヨネーズです。
2015年初投稿、有言実行でチリ語について書きます。

チリ語の基本:ことばのきれめがわからない


sを発音しません。さらにことばがくっつきます。さらに早口です。
これらのために、文面で読んでわかるスペイン語がなかなかわかりませんでした。


Buenos dias →ぶえのでぃあ

挨拶からはてなマークが浮かんでしまいました。

チリ語の例


注:以下のチリ語の中には、正式な場では基本的に使われない言葉が多いようです。
初めて会った目上の先生などに使うことは避けてください。

逆に、打ち解けてきた同年代に対しては、使ってみたら場がわくと思います(経験談)

・po

ポ!
強調のためにpoをつけます。
si → si po!


・weon

これはあまりきれいな言葉ではないですが本当に特徴的だと思うので載せます。
もともとは、「オマエ」のような手荒な言葉だったよう(?)ですが、一部の人々は間投詞として一つの文章に5,6こ放り込んできます。もうコンマ代わりに使う人もいます。
うぇおん、~~~うぇお、~うぇお、~~~うぇお、うぇおん!
といった具合に。
weonとその派生語について友達から教えてもらったので掲載↓

"oye weón, la weá weona! "
 means:
"hey dude, that thing is really stupid! "weón: in this case, is like "duuude", but also you can use it as "idiot", it depends on the intonation xDDla weá: the thing, the situation -a noun-weona: -adjective- stupid, a nonsense thing or situation

沢山意味があります。笑

・bacan

最高という意味です。バカじゃなくてバカン!


・cachai

did you get it?という意味です。文末にくっついてくることがすごく多かったです。
ちなみにチリではときどき、三単現のsをiに変えます。
como estas→ como estai?
cachas(こう発音するとまた違う意味になってしまうそう)? → cachai?

・happy

単に幸せ、ではなくよっぱらいという意味があるそうです。


・carrete

飲み会。チリのカレテはオーバーナイトの宅のみが多かったです。


・pololo/a

彼女彼氏。他の国で使われるnovia novioは、チリではもっと婚約まで行くほどの仲の場合に使うらしいです。


・al tiro

in a momentにという意味です。
でもこれを言われても大抵は日本の感覚の「すぐに」ではないです。


・luca

mil (1000pesos) のことです。

他の国でのスペイン語


ちなみに旅行でアルゼンチンに行った時にはまた違う驚きが。
こちらはy,llをshの音で発音します。対してチリではjの音です。(ちなみにスペインではyの音だそうです。)
そこ=alla(ちりではあじゃー)を あしゃーあしゃーといわれてなんだか最初まったくわかりませんでした。
めしゃも、めじゃも、めやも、全部me llamo(私の名前は~)です。難しい。

ペルーでのスペイン語は、訪れたのが有名観光地だったためもあるかと思いますが、ゆっくりはっきり。
それでスペイン語上達していたんだな!と意気揚々と帰るとチリではまたさっぱり。という経験がありました。笑

2015年も素敵な年になりますように。
それではNos Vemos!
(チリ風にいうなら、のべも!)