2014年7月10日木曜日

チリと日本で似ているところ、異なるところ #2

Hola!
こちらに到着してからちょうど1か月です。1か月って早いですね。研究自体があまり進んでいる実感がないのでちょっと焦ります…(;・∀・)

今回はマヨネーズに引き続きチリと日本で似ているところ、違うところについて書こうかなと思います。


*人・習慣*
喫煙者がほんっっっとうに多いです…老若男女に関係ありません。サンティアゴの大気汚染の一因を担っているのではないかと個人的には思ってみたりしています。
でも室内は基本的に禁煙なのでレストランの中や建物の中はスモークフリーとなっていて、もしかしたら日本よりも快適かもしれません。笑 バルコニー席などは喫煙可なのでできるだけ座らないようにしています。
そしてラテンアメリカだからかわかりませんが、みなさま歯が浮くような、日本人だったら言っても言われてもむずがゆくなってしまうような褒め言葉をさらっと口にします。特に女性に向かって、きれい、かわいい、などと言うことにためらっている様子がないです(/∀\*)
ついでにどのカップルもアツアツです。ちょっと目のやり場に困ってしまうこともありますが…幸せそうなので何よりですw



*交通―車&信号*
前にも誰かが書いたように田舎で車が少ない、というわけでもないのに下道でどの車も飛ばしています。信号が変わるぎりぎりまでスピードを落としません。信号も歩行者と車用の信号で変わる時間に差がなく、東西方向の信号が赤に変わってから南北方向の信号が青に変わるまでにかかる時間は1秒もないといった印象を受けます。また、歩行者に道をゆずるといった印象もあまりありません(^^;; 車は信号が変わるギリギリまでとばしてきますし、歩行者も見計らって信号無視をしている姿を目にします。よく事故が起きないなと感心します。笑 でも車の傷や汚れの多さから察するに特に市の中心部では擦るくらいの事故は頻繁に起こるのかもしれません…。
ちなみに車は全てマニュアル車、ブランドは旧市街ではChevroletHundai, KIAが多く、Las Condesなどの高級住宅街に近づくとToyotaNissanなどの日本車やアウディなどをみかける頻度が高くなっていきます。他に見かける車種としてはFord, Subaruなどの頻度が高めです。



*医療システム*
たまには少し真面目なお話も。笑
研究室の方に伺ったお話ですが。たまたま日本の病院のシステムってどうなってるの?と聞かれこんな話になりました。
日本の医療システムでは一般的には医療費の30%が個人の負担になっていますよね。特別な疾患や高齢者など、例外では1割負担だったり全額を国が負担してくれたり、といった形でサポートがなされています。でも、違いはそれだけでもちろん大きな総合病院では紹介状がないと5400円くらい余分にお金がとられるというシステムはあるものの、医療へのアクセスや公立病院、私立病院で大きな違いがあるわけではないと思います。(病院の多少のきれいさの差はあるかもしれませんが…笑)
チリの病院では、公立病院と私立病院では状況が全く異なります。公立病院は人々のための病院、私立病院はお金持ちのための病院といったイメージです。病院のある地域も、患者層も、きれいさも違います。3人の学生が研究をさせていただいているCLCも高級住宅街であるLas Condes地域にある私立病院の一つ。いらしている患者さんたちもお育ちのよさそうな方々が多いし、外装、内装共にきれいです。

こちらの写真はまだ工事中の将来のメインビルディングの中です。一見ホテルのロビーと見間違うくらいにきれい!!!です(*´∀`*)

一方、チリ大学付属病院をはじめとする公立病院と言われる病院では、科にもよりますが廊下には順番を待つ人が列をつくり、聞いた話ではある手術を受けるのに1年待ち、などといった状況も生じているようです。人々は収入によってA, B, C3クラスに分けられ、それぞれの収入に応じて支払う医療費の割合・額などが変わるようです。もちろん病院の中もきれいとは決して言えません。いらしている患者さんもCLCなどとは違うなということを肌で感じました。
チリ大附属病院外観

パスカル

0 件のコメント:

コメントを投稿