2014年8月18日月曜日

ペルーボリビア旅行!(マチュピチュ編)

お久しぶりです、ポパイです。

14日のプレゼン準備のため、しばらく更新できずじまいでいました。
すみません。

今回は、Keego が書いてくれたように、7月中旬から下旬に行ったペルーボリビア旅行のうち、私はマチュピチュについて書こうと思います!


マチュピチュ村までの道のり

まず、最初に説明しておかなければいけないことは、実はマチュピチュ遺跡まで行こうと思っても、「マチュピチュ遺跡まで飛行機でひとっ飛び!」という訳にはいかないということです。

マチュピチュ遺跡に行くためには、マチュピチュ村という村からバスで遺跡に向かうしかありません。

そして、そのマチュピチュ村まで行くためには、ペルーのポロイという町かオリャイタイタンボという町から、鉄道に乗る必要があります。

行きと帰りに違う町に行こうと思い、行きはオリャイタイタンボ、帰りはポロイを経由することにしました。

それでは、以前Keego が紹介してくれたオリャイタイタンボからマチュピチュ村までの道のりについて、これから説明します。

オリャイタイタンボから乗る鉄道は、インカレイルとペルーレイルという2つの会社のものが主で、私たちはペルーレイルの鉄道に乗りました。

その鉄道には3つのランクがあり、値段の高いものから順に、Hiram Bingham, Vistadome, Expedition となっています。

今回のマチュピチュ旅行を計画し始めたときは、「せっかくの旅行なので、どうせだったらいいものに乗ろう!」とか思ったのですが、一番値段の高いHiram Bingham は、地球の歩き方によると、ポロイ駅から片道US$438-452という超高額…!

さすがに手が出ませんで笑、最も観光客に人気の種類であるVistadome に乗ることに決めました。

時期によって値段が少々異なるようですが、今回はオリャイタイタンボからの往路はUS$60、ポロイまでの復路はUS$106でした(それでも少々高いですが笑)。

乗車にあたっては、チケットを見せると、ペルー人の乗務員さんに「○○さんですね?△△番の席になります。」と日本語で言われたのには驚きました。

前に並んでいらっしゃったお客さんも日本人の方々で、マチュピチュは日本人に人気の観光スポットなのだと実感しました。

PERURAIL の Vistadome


Beautiful(?) Japanese girls on the train

Vistadome には、天井にも窓がついていて、非常に眺めがよかったです。

天井にも窓が

Vistadome の旅は非常に快適で、軽食も出てきました(ただ、ポロイよりマチュピチュ村に近いオリャイタイタンボからの鉄道だと、軽食は本当にサンドイッチだけ、といった感じでしたが…笑)。

車窓からの美しい景色を眺めながら、無事マチュピチュ村に着きました!


マチュピチュ村を出発!

マチュピチュ村には夕方に到着し、着いた当日はそのままホテルに直行しました。

翌朝は早朝に朝食を食べ、マチュピチュ遺跡へ向かうバスが停まるバス停へと向かいましたが、すごい行列でした。

人、人、人、、、

準備万端、Let's go!!

行列の割には思ったよりバスに乗るまでに時間はかからず、クネクネした山道に揺られながら、マチュピチュ遺跡に到着しました!


マチュピチュ遺跡

空中都市、もしくは失われた都市と呼ばれるマチュピチュは、言葉では表しきれないほど雄大で、幻想的な空間でした。

英語のガイドさんを頼んでいたので、そのガイドさんからの説明を聞きながら、およそ2時間半ほどかけてマチュピチュ遺跡を見学しました。

入り口近くから見たマチュピチュ遺跡

段々畑

作業小屋

見張り小屋
整えられた石造り

ガイドさんからは、いろいろなお話を聞くことができました。

例えば、みなさんはリャマとアルパカの違いをご存知ですか?

見た目の違いももちろんあるのですが、こちらが驚いたのは、リャマは生えている草の表層部分のみを食べるのに対し、アルパカは生えている草を根こそぎ食べるという違いです。

また、アルパカの毛は質が良いため、セーターやマフラーなどに利用されます(特にベイビーアルパカのマフラーは肌触りが抜群です!)が、リャマの毛はそのようなものに利用されることはないそうです。

リャマとアルパカ

また、もちろんインカ帝国に関する歴史的なお話もたくさん教えていただきました。

インカ帝国においては、コンドル、ピューマ、ヘビは神聖な動物であり、特にコンドルは不死の象徴とされているということや、スペイン軍がインカ帝国の都市を次々と滅ぼしていく中、標高約2,400m に作られたマチュピチュはスペイン軍に見つからずに済み、1911年にHiram Bingham によって発見されたということなど、興味深いお話を伺えました。

お気づきになった方もいらっしゃると思いますが、マチュピチュを最初に発見した人の名前をとって、先ほどの最高級の鉄道の名前が付けられたのです!

世界史は高校のときに少し勉強したくらいでしたので、ガイドさんの説明を聞いていて、自分の知識の浅さになんだか悲しくなりました。

日本に帰ったら、是非とも教養を深める本を買って読みたいと思います…。


マチュピチュ山

ガイドさんによるマチュピチュ遺跡見学ツアーが終わると、いよいよマチュピチュ山の登山です!

マチュピチュの観光で有名な山というのは、実はマチュピチュ山ではなくワイナピチュという山なのですが、そのワイナピチュに入るためのチケットが一ヶ月前から売り切れていたので、代わりにマチュピチュ山へのチケットを購入しました。

マチュピチュ山という山は隠れ絶景スポットで、山頂からはかなりよい眺めが見えるとのこと。

期待が高まります。

さて、看板が見えてきました。ここからマチュピチュ山への入り口に向かいます。

看板 (Montana Machupicchu へ!)

入り口では、名前と登山開始時刻などを記入しなくてはいけません。

ガイドさんから伺った話ですが、登山者に事故があったかどうかがわかるように、ワイナピチュでもマチュピチュ山でも、今では必ず「サインイン・サインアウト」の仕組みをとっているそうです。

Sign in

ワイナピチュよりマチュピチュ山の方が険しい道が少ないと聞いていましたが、実際はそこそこきつい道も多く笑、途中で休み休みしながらでしか行けませんでした。

行きは2時間、帰りは1時間半ほどかかりました。

険しい道のりを登るonちゃん
途中で休憩

いつの間にマチュピチュ遺跡が小さく見えている…!

向かいに見えている山がワイナピチュですが、これは標高2,690m で、「若い峰」を意味します。

対して、自分たちが登ったマチュピチュ山は標高2,940m で、「老いた峰」を意味するらしいです。

途中ですれ違う登山客に「あと45分だよ!」とか「ここからどんどん道が楽になるよ!」と言われましたが、平気でそこから90分くらいかかりましたし、道は全く楽になりませんでした笑

さて、いよいよ山頂が見えてきました!

山頂まであと少し!

山頂に着くと、本当に360度絶景が広がっていました!!

山頂!

とても小さく見えるマチュピチュ遺跡とワイナピチュ
そびえ立つ山々

山頂からの絶景を堪能し、帰路につきました。

個人的な感想ですが、山登りは下りがきついですね (^^;)

山登りが終わってまたマチュピチュ遺跡を見ようかとも思ったのですが、クタクタだったので、皆で帰りました笑

村に着いたら、事前に調べてあった美味しいレストランで食事をし、マチュピチュを大満足で後にすることができました!

 レストラン Indio Feliz での美味しいお食事 



次回は、そろそろ真面目に研究内容の紹介をしようかなと思います…!笑

ではでは!

ポパイ

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